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原寸美術館 画家の手もとに迫る
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| ジャンル: | 歴史,日本史,西洋史,世界史
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| 人気ランキング: | 108453 位
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びっくりしました!
今年の春先に、日経新聞の最終ページの右肩に、連載されている美術関係のコーナー。
そこに、この作者の書かれた一文に、この本のことに触れられていた。
それがきっかけで買い求めたもの。
従来の<縮小版>と同じ程度の感動を得るかどうかは人によって一様ではないだろうが、この図書の切り口の、斬新さに感動する。
そして、現物に触れないと伝わらない感動があることが、再認識できる。
印刷物を通じての可能性を追求されている点で、試みとして素晴らしいと思える。
より一層の今後の発展を期待している。 May.03 '08
絵の深い理解に
絵のサイズというのは実際に見ると思っていたよりはるかに大きかったり、小さかったりする。これが絵の鑑賞には結構重要だったりする。
この本は小さい絵以外は絵の一部分を原寸で表示しているので、大きさのインパクトを理解するというよりは、技法を良く理解できる。絵の技法というのは日本の美術教育では軽視されているものだけれど、実際には絵を深く理解するには欠くことができないものだ。
たとえば印象派以前の絵が下絵から塗り重ねていくことにより色を作り上げていくことや、印象派が絵の具をダイレクトに塗って効果を出していることが良くわかる。
ボッティチェリが輪郭を描き、ダヴィンチが描いていないことがわかる。このような違いが前期と盛期のルネサンス絵画を分けているということで、ルネサンス絵画への理解も深まる。
あるいはマネが描くガラスの花瓶の驚くべき描写。粗いタッチなのに絵の中では照明で輝く美しい花瓶なのだ。
細かいことながら
印刷による表現の限界か、絵の具の盛り上がり具合などは実際に絵を描く人か、見慣れた人でないと、やはりリアルには掴みづらいかも知れません。でも色は綺麗!そこらの画集より、ずっと実際の絵の具の出す鮮やかさに近い色を再現できていると思います。とはいえ、紹介されている作品で実際に私が目にしたのはモローの「雅歌」だけですが(ただし展示してあった場所との光の具合の違いなのか、実物はもう少し深みのある色だったように思います。細かいことですが)。セガンティーニの精細な描写や岸田劉生の麗子像なんかも入ってたら最高でした。これらは次作に期待します。
マルガリータ王女の衣装!
とにかくこれは凄い!目から鱗というか大胆でしかもスリリングな試み!
タッチを拡大し絵画全体を無視した潔さに乾杯!
(すいません、興奮しました)
まずはこの本、絵の選定のセンスが素晴らしい!
(というより私好みというべきか)
ヴィーナスの輪郭線、プリマヴェーラの花
牛乳を注ぐ女の壷のふち
そして驚くほど荒いタッチのマルガリータ王女の衣装!
星月夜の息使いが伝わる盛り上がったタッチ!
クリスティーナの体の線の細さ・・・
すべてが発見の連続。ぜひ続編を!
惜しむらくはスケールを知る為のシルエットのセンスがイマイチ?
普通とはちょっと違う画集
この本は良いです。
原画の部分的クローズアップ集ですが、クローズアップすることで初めて分かる「絵の味」がひしひしと感じられます。
小学館
原寸美術館 日本編 画家の息吹を伝える 名画はあそんでくれる ゴッホの絵本―うずまき ぐるぐる (小学館あーとぶっく) ピカソの絵本―あっちむいてホイッ! (小学館あーとぶっく) ゴッホ―燃え上がる色彩 (「知の再発見」双書)
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